患者さんに良い薬を早く届けたい。
患者さんにとって良い薬とは何でしょうか?私は、「効くかもしれない」薬ではなく、「確実に効く」薬だと考えます。特に、病状が重篤で、進行が速く、薬剤による身体へのダメージもある癌疾患の場合、効かない薬で時間を費やし身体を痛めるリスクは非常に大きい。
疾患の多様性を理解し、患者さん一人一人に合った薬を届けられるようにならなくてはいけない。
やるべきことはたくさんあります。疾患、患者さんをより良く知ること。良い創薬標的を選び、良い薬剤を作ること。良い臨床試験計画を立て、最小の時間で研究仮説の検証をすること。
第一三共RDノバーレは、医薬品の研究開発プロセスにどのような新しい仕組みや技術を取り入れれば、患者さんに早く効率的に良い薬を届けられるのか、日々考えています。医療機関との連携はますます重要になり、デジタル技術の進展は我々に大きな変革のチャンスを与えます。
社名の "ノバーレ(Novare)" はラテン語の「変化させる、変革する」に由来します。私たちは、患者さん一人ひとりに確実に効く薬を一日でも早く届けたいという思いを実現するために、時代の変化に先駆け、機動力を持って行動します。
創薬の未来を創ること。
これが私の現在の大きなミッションです。