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- 臨床開発部:中村 真也|スタッフインタビュー
New Graduate Interview 03新卒採用 03
- 中村 真也
- Shinya Nakamura
所属:臨床開発部 開発第一グループ
大学院 理学系研究科 生物科学専攻修了/
2016年 新卒入社
- Q.01――第一三共RDノバーレを選んだ理由
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主体性を持って仕事に関わることを重視
就職活動を行うにあたり重視したことは、「自分が主体的に仕事に関われるか?」という点です。大学院での研究分野が分子生物学で、がん細胞の研究も扱っていたこともあり、就職するなら製薬業界と決めていました。例えば外資系製薬会社は開発部門と本社の距離感が遠く感じ、自らが活躍するイメージが難しかったので、国内の製薬会社を中心に考えました。
そんな中で出会った第一三共RDノバーレは、第一三共グループの研究開発の一翼を担い、近い距離感で協働できるので、私の望む主体的な臨床開発ができると確信し、入社を決めました。
- Q.02――現在の業務内容について
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有効なデータ収集が仕事の要
入社後は循環器領域を担当し、現在はがん領域のモニターを担当しています。具体的には、臨床試験に協力していただける病院の選定から始まり、契約交渉や試験準備、実際に臨床試験が始まった後は有効性や副作用のチェック等多岐にわたります。
薬は人の健康を左右するものですので、有効性だけでなく安全性も立証しなくてはいけません。それをデータとして担保するのが臨床試験なので、いかに有用なデータを集められるかが勝負になります。簡単ではない仕事と実感しています。
- Q.03――失敗と成長
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「コミュニケーション力」と「交渉力」がカギになる
モニターに求められる能力として、「コミュニケーション力」と「交渉力」が大きなカギになると日々痛感しています。医師を始め、看護師やCRC(治験コーディネーター)等、プロフェッショナルの方々とコミュニケーションを図り、適切に臨床試験を実施してもらうことが必要です。付け焼き刃な知識で太刀打ちできる相手ではありません。
最初に先輩が同行してくれた際に話す内容や順番、話し方等を一つ残らず観察しました。特になにか依頼する場面では、相手側にこちらの条件や規準を理解してもらったり、反対にこちらが折れなくてはいけないポイントもあります。そこの見極めや判断がかなり難しいです。
- Q.04「80%にフィードバックを足すことで、100%に近づける」
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入社してからは、仕事の進め方で先輩からアドバイスいただくことが多かったです。私はどちらかと言うと、物事をじっくりと考えるタイプですが、まだ新人だったこともあり、仕事にスピード感がなく、さらに100%の仕事をしようとしていたので、余計に時間がかかっていました。
そんな時、先輩からアドバイスをいただき、「80%のアウトプットにフィードバックをもらうことで、より早く100%に近づける」ということに気が付きました。社内にはプロフェッショナルが揃っているのに、アドバイスを求めないで自分一人で抱え込んでいたのはもったいなかったと思います。仕事の精度を上げるには、周囲との密なコミュニケーションが大切だと学びました。
- Q.05――メッセージ
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これはモニターに限りませんが、今後は英語力が必須です。入社当時と比較して、会議やプレゼン資料等、英語でコミュニケーションを取る場面が増えています。学生研究で論文を読む機会は多いと思いますが、英語力に自信がない方は、早めに対策をしておくと良いと思います。それからもう一つ大切なのがバランス感覚。「科学的な見地」と「ビジネス的なスキル・感性」の双方から臨床開発に取り組む力が必要です。様々な考えや物事の捉え方に慣れておき、今自分はどういった感覚で考えているのか、客観的に分析されるのもよいかも知れません。
また当社は社員旅行や文化祭等、全社で盛り上がれるイベントも多いので、みんなでワイワイ楽しみながら仕事をしたい方にもピッタリだと思います。家族的な雰囲気の中で、メリハリをつけて働くことができる会社です!
Scheduleある日のスケジュール
9:00
出社
出社後はメールチェック。突発的な業務が発生していないかを確認し、一日のスケジュールを調整。
10:00
資料・報告書作成
医療機関との契約書や申請書類、医師との面会資料等の書類作成。外勤業務の報告書作成。(臨床試験の品質を保つためにも重要な業務のひとつです。)
12:00
昼休憩
社内にいる場合はこの時間帯にお昼休憩。社内には購買や食堂があり、同僚やチームメンバーと食事します。ランチョンセミナーやワークショップ等の企画が開催される場合もあり。
13:00
移動・外勤
外勤業務や訪問先は多岐にわたり、医師、CRC、薬剤師、院内事務局員等多くの方と面会。また、被験者様の安全性が保たれているか、適切に試験が実施されているかを確かめるために、被験者様のカルテを閲覧し、医師と協議することもあり。
17:00
移動・報告書作成
外勤業務の報告書を作成。(臨床試験の品質を保つためにも重要な業務のひとつです。)
19:00
退社
内勤の場合は、およそこの時間帯には退社。外勤の場合は、外勤先での業務が終了次第、自宅へ直帰することもあり。